LT(ライトタックル)キンメ
釣友がLTキンメに行こうと誘う。何度も誘う。でも断っていた。
相模湾のライトタックルで釣れるサイズなんてたかが知れてるだろう。金魚みたいなキンメ釣ったってしょうがない。新島の2kg、3kgなんてのは釣りたい(喰いたい)が。
資源保護の観点からも小型魚を釣るのはキライ。釣り物を色々選べる身分で敢えてそれをやるのは粋じゃない。アカムツなんかもブームになって乱獲が進んでいるようにみえる。美味しいサイズを美味しい時期に友人・家族と楽しめる分だけ釣れれば充分。
ただ、、、新島キンメ行くならリールはミヤマエか。20万~30万コース。ちょっと美味しいキンメを食べたいだけなのにそれは厳しい。交通費や船代考えたら初期投資を回収するころには何十年かかるか。毎週のように通って食べきれるものでもないだろうし。
なんて考えで、避けていたLTキンメ。あまりに友人が行きたがるので、ヒマな休日に渋々行くことに。
タックルなんて揃えるつもりもなく、レンタルで。クーラーと仕掛け5枚、オモリ150号5個にハサミなどの小物を用意する。なんと支度の楽なことか。気合い入れずにのんびりやろう。
時間があったのでマグネット板も自作することに(それは別記事で)。
で、やってみたところなかなか楽しい(^-^)
釣りのほうはシブくて、その日の釣果は船中0~5枚。自分は2枚だったんだけど、なにしろ良い凪で。ゆったりした時間の中で、でも何気にやることもままあってヒマしない。キンメのサイズも想像以上に良い型で(^-^)なにより帰ってから捌いたキンメの脂の凄いこと!
腹を割った時点で脂のカタマリべっとりで確信したけど、三枚に卸した包丁に付く脂のすごいこと。触った手もテカテカに。炙りを締めた氷水には脂の膜が。
捌きやすいし、見た目も赤が効いてて良し。刺身・湯引き・炙り・煮付けにしたけど食材として相当優秀だね。
電動リールの購入検討
というわけで、あっさりLTキンメの虜に。あんまり先入観でウダウダ言ってはいけません。何事も経験ですな。誘ってくれた釣友に感謝。
早速、タックルを調査。ロッドは結構なんでも良さそう。というか幅が広い。ビシアジ竿からワラサ竿、もちろん中深場竿も各社出してるので予算決めて選んでいこう。
問題はリール。電動はイマイチ知識不足。なので釣具屋で仕掛けや小物を買い込みつつ、情報収集。ここら辺は実店舗で生の声を聴いたほうが確実。
ポイントはパワー、糸巻量、サイズ(重量)の3点とみた。他にも耐久性とかモーターの種類、静音性なんかもあるらしいが、ややこしくなるのでここでは割愛。パワーは同一メーカーならカタログ値で比較がし易い。
メーカーはシマノ、ダイワから選定。メーカー跨ぐとパワーの比較が難しいが、乱暴にざっくり比較すると、
プレイズ <レオブリ<フォース<シーボーグ<ビースト
って感じの評判。ただ、やっぱり昔から電動使ってる人はシマノ派が多い印象。近年になってダイワが
まずは番手選びだけど、ターゲットをアカムツ・クロムツ・キンメあたりで考えていたら、波崎の浅場のアカムツなんかだと120号オモリで120m~140mなのでPE3号300でOK。ところが、三浦あたりから出る中深場は4号500もあれば6号600~8号600mなんてのもあって幅がある。前回チャレンジした小田原の平安丸では水深400mまで探ったから最低でも500mは必要。
■A釣具
ある釣具屋では3000番押し。結構ライト化が進んでるから先ずはベーシックな3000番じゃないかと。カタログじゃ4号_400mだけど500m入るから大抵まかなえるでしょうと。
まぁ、色々話だけど結局は何処に行くかだねってこと。太郎丸あたりは太めだし一俊はライト寄りだし。
■S釣具
ここでは2000と6000の使い分けを推奨。機種はビースト。手持ちなら2000のロープロファイルがやり易いし、深場なら置き竿だから6000で良いでしょって。でも流石に9000は図体がデカいと。
確かに2000だと糸巻量は3000といっしょだけど、パワーは落ちる。そこをビーストでカバーって考えは合ってる気がする。
シマノの実用巻上持久力を比較すると、、
フォース2000=8.5kg
ビースト2000=9.5kg
フォース3000=8.5kg
フォース3000xp=11kg
ビースト3000xp=13kg
ビースト3000xs=10kg
軽さ、コンパクトさとパワーのバランスが良いのがビースト2000てことかな。
フォース2000=685g
フォース3000xp=825g
ビースト2000=690g
ビースト3000=845g(xp.xs)
自分的には2000と6000の二台持ちかな〜。二台は買えないから先ずは6000で。浅場は手巻きで頑張ろう。2000は追い追いだな。
各モデルのスペック比較は~次のページ~で