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沖釣り(釣行記)

【つり部】東京湾マダコ_浦安・吉野屋_2019年8月1週目

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今年は調子が良いと聞くマダコ。堤防からでも釣れるし、田舎では潜ってとって良かったのでそんなに興味なかったんだけど、ふと空いた休日に挑戦してみることに。竿とタコエギで釣るのも流行ってそうだけど、まずは基本に沿って伝統の手釣りで。
やってみると意外と奥が深くて面白い釣りものでした(^-^)

~準備~

急にできた釣行日でなるべく支度の楽なもの、帰ってからの片づけの楽なものをと選んだマダコ。実際用意するものは(こまごましたものは別として)クーラーひとつで良いくらい。あとはいつもの釣りの格好していけばOKという手軽さ。

帰ってからもウロコもないし、ヌル落として内蔵だしたらサッと湯がいて終了。食べきらない分は冷凍しちゃえば当分保存がきくので食材としても優秀だね~

◆用意するもの
・ウェア関係
(暑いので帽子必須。サングラスもあった方が良い)
(日焼け対策も。日焼け止めないと火傷しそう)
・クーラー
(タコだけなら釣る数にもよるけど15Lもあれば)
(タコと食べ物一緒に入れるとヌルで臭くなる・・)
・ナイフ(タコを〆る)
・ハサミ(テンヤのタグを切ったり、先糸切る程度。ナイフで代用可)
・タコを入れるネット
・飲み物(暑いので多めに)
・食べ物(昼食やオヤツ)
・指サック(指を切らないように)

↑男性なら中が標準かな。女性だと人によっては小でも大きいので絆創膏(伸縮性のあるもの)などで嵩上げしてから使うと良さそうです。
※テンヤや渋糸、餌のカニは船宿に付いてる(購入できる)ハズです。

あとは、天候しだいで船酔い対策のアネロン

↑アネロンはAmazonで買うのが一番安いように感じます。近所のドラッグストアでは置いてなかったり、もっと高かったり。幾つか常備しておいて、在庫がすくなくなったらポチっとしてます(^-^)

 

 

~出船まで~

支度が整ったら睡眠とって船宿へ。今回は浦安の吉野屋さん。超有名な船宿さんで舟を何艘も持っていて常時幾つか釣りもの出しているので結構混み合います。早めに行って受付済ませるのが良いね。

座席の取り方は、船宿の向かい(駐車場脇の自販機&喫煙コーナー横)にマグネットのついたボードがあるので先着順でマグネットを取っていく方式。

マダコは人数次第で片舷に寄せて釣っているようで、片舷が埋まってたら受付で声かけてとメモが書いてありました。受付で船代とテンヤ&氷を購入。1人10,500円(船代9500+テンヤ900+氷100)だったかな。渋糸は置いてあるのを無料でレンタル出来ます。ここで店主に声をかけて片舷埋まってたことを伝え逆側の舷のマグネットを取っておいた。

後で分かったけど、この日は2艘パンパンになるくらいの人の出で、マグネットボードの札を持ってる人、マグネット無くなってからの受付の札を持ってる人の2種類がいて、2艘だしが決まって出船の少し前に船長から、まずはマグネット持ってる人を番号順に呼んで席を決め(ここで胴の間のマグネット持ってても2艘のどこか空いてたら4隅とかに移動可能)、その次にマグネットなしの席札の人達を番号順に呼んで座席を決めていくシステムでした。

で、座席が決まったら船長が席札を集めて、餌のカニが配られて、船長からカニの付け方・釣り方講座が開催されます。

◆カニの付け方

いわゆる“たすき掛け”で固定します。針先のある側が表とすると、表はバッテン、裏は縦に糸がくるようにひたすらしっかり固定するだけ。最後は裏面の丸い糸止めにまわして留めたら完成。

渋糸の先にナイロンの先糸が結んであるのでそのナイロンをテンヤに結べば準備完了。先糸はカニを付けてからじゃないとカニが付けにくいので順番注意です。

 

◆釣り方のレクチャー
・底にべったり着けない
・小突く。動かさないと釣れない
・5秒待って合わせる
レクチャーで言ってた要点はこの3点かな~
シンプルだけど、実際やってみると小突きの強さとかアワセのタイミングとかイロイロ奥が深い釣りでした。

 

~実釣~

支度ができたらそろそろと船出。旧江戸川を下って海に出るとそこは東京ディズニーランド。観光気分で写真など取りながらしばらく南下。少々走ったところでスローダウン。周りを見るとそこは羽田空港のD滑走路脇だった。こんなに滑走路に近づいて良いのかと思うほど、滑走路脇のテトラ帯のキワにつけ実釣スタート。

船長のレクチャー通りテンヤを底まで落として小突き始める。すると、早々に回りでマダコがあがり始める。

レクチャーでは底より浮かせるようにという事だったが、天邪鬼な自分は「きっと初心者が根掛かりしないようにそう言ってるんだな」と深読みして底を感じながらトントン小突く。マダコは岩の下など穴の中に身を隠しているイメージだったので根掛かりに注意しながら、でもボトムにいるタコに気付いてもらえるように底を小突く。

ここで、手釣りならではの現象が。少しの波で船が上下すると底を取りづらいのだ。特にこの日はミヨシ寄りに陣取っていたため船の上下動が大きく、注意しないと糸がたるんでしまったり、逆にテンヤが浮き上がってしまったり。右手を同じ位置で小突いててもダメで、船の上下動を身体と右手の位置で調整しないといけないのだ。

自分もやってるうちにトントン小突いていたテンヤにモワっと違和感が。5秒待って大きく合わせると無事、今期初のマダコが上がってきた(^^)v

朝のうちは活性が高いようで船のあちこちでマダコがあがり、自分も数杯ゲットしてなんとなく感覚をつかんだ。

ところが、日が昇ってくると途端に食いが落ちる。たまにポツリポツリと船中あがるものの、沈黙の時間が長くなる。時折、モサ~っとアタッたような気がするのだが、乗らない。アタってから少し静かに送り込んで待ってみたりしたがイマイチ効果なし。それでも釣ってる人はポツポツ釣っているので何かが違いそう。周りを観察しながら挑戦するも答えが分からない。。

ペースとしては、開始から1時間で3~4杯くらい。そこから昼まで1時間に1杯くらいに大失速。昼の時点で7杯くらいだったかな。常連さんはとっくにツ抜けしてる雰囲気でウデの差が出てるのを目の当たりにする(>_<)

 

 

~日中は厚さとの戦いも~

真夏の釣りなので当然ちゃ当然だが、日が昇ってくると熱中症になりそうなくらいに暑い。この日はそよそよ風があったのでまだマシだったがそれでも油断するとやられそう。マメに水分補給しながら集中力を切らさないように耐える

自分が用意していて使えたものはロックアイスと保冷ボトル
ペットボトルの飲み物を2リットルくらい用意していたけど、ペットボトルを船上に置いておくとすぐにぬるくなる。かといって頻繁にクーラーを開け閉めするのもどうかと思うし。ということでタコを保冷する氷とは別にコンビニで買っておいたロックアイスを保冷ボトルに入れてそこにドリンクを入れて冷やしておくとキンキンに冷えたドリンクで身体を冷やすことが出来る。

 

 

 

 

 

 

 

~終盤でコツが分かった??~

さて、昼まで苦戦していた自分ですが、終わりも近づいた頃にひとつのコツを発見!

釣れなくなってから小突く強さを繊細に繊細にと気を遣っていたんですが、もっと強くて良かったぽい。これは文章では伝えられないけど、テンヤが底から浮き過ぎない程度に強気に小突くとアタリが分かり易い。ヌっと乗ってきたときの違和感がより強調されて察知できるのでそこから次への展開が有利なのだ。

多分、釣れてない時間にもタコは触りに来ていて、ただ小突きが弱いからちょっと触ったくらいじゃ感知出来てないんだろう。そうこうしているうちにタコに違和感察知されて逃げられていたのかと思われる。

タコが触ってきてからも、思うにテンヤがバタバタ動いていたほうがカニが逃げると思ってバサっと覆いかぶさってくるのじゃないかな~

まぁ、これは全部想像なので何とも言えないけど、終盤の1~2時間でそれまでと同数くらいのヒットがあったのだから、何かしらハマってたんだと思う。また次回に検証かな!

 

~帰宅後~

さぁ、帰ったらひとっ風呂浴びてさっぱりしたら、タコの処理しますか~

この日は10匹少々だったので大き目のボールにタコを4杯入れては塩を大量投入!しこたまモミ込んでヌメリが落ちたら水洗い。したら頭(胴体)を裏返して内蔵取って、もう一度塩でヌメリ落とし!吸盤側とかあらゆる方面をごしごしこすってヌメリを落とす。ある程度で水洗いしたら触ってチェック。キュッキュしてきたらOKでツルツルしてたらもう一回。ヌメリが落ちたら大鍋に沸かした湯に塩を一つまみ入れて足先からちょんちょん湯がく。だんだん丸まってくるので茹で過ぎないように注意してザルにあげる

1.多めの塩でヌメリを落とす→水洗い
2.内臓抜く
3.もう一度多めの塩でヌメリを落とす→水洗い
4.触ってチェック、以後完全にヌメリが取れるまで繰り返し
5.ヌメリが取れたら大鍋に沸かした湯に一つまみ塩を入れて湯がく
(茹で過ぎると固くなるらしい。茹で過ぎ注意!)
6.ザルなどにあげて粗熱をとる→捌いて料理へ
7.余ったものは小分けにして冷凍庫へ

この日は
・刺身
・タコ飯
に味噌汁、副菜でちゃちゃっと仕上げて豪華な夕ご飯になりました~(^-^)

今季、もう一度くらい行こうかな〜^_^

 

 

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