いよいよシーズンインしたカワハギ。
竹岡沖ではワッペンサイズ主体ながら好調の様子。
早速われわれも今シーズン初の様子を伺いに(^^)
どこに行こうか悩んだ末に南六郷のミナミ釣船さんに。
初めての船宿でしたが、なかなか良い船宿さんでした♪
出船前や釣り始め時など、良いタイミングで船長から準備のことや釣り方などレクチャーがあるので初心者でも安心して行けますね^_^
あと、中乗りさんもいてオマツリ解きや釣り方のアドバイス、美味しい料理法まで教えてくれますよ。
実際、この日は貸し竿のお客さんが多かったですね。そんな慣れないお客さんに船長がゆるーく、優しくアドバイスしてたのが印象的でした(^^)
今回はカワハギ・アマダイのリレー。
どちらも釣って楽しく、食べて美味しい魅力的なターゲット。
こちらの船宿は多摩川沿い。
雑色駅のすぐ近くで電車組みも多い様子。
商店街の中にある船宿さんで古き良き船宿って感じですね(^^)v
※カワハギトレイは船べりの木枠が干渉して使えなかったので下に置いておきました(^^)
先ずはカワハギから。
ポイントまでは距離があるようで1:30ほど走るとのこと。
良い凪でしたが、寝不足だったのでキャビンで一眠りzzz
一眠りして竹岡沖に♪
キャビンからゴソゴソと這い出してくると、釣り座には海水の張ったバケツがセットされエサのアサリが溶かしてあった。至れり尽くせりですね〜
早速アサリをヌルとり5とアミノソルトで仕上げて実釣開始。動画を見て予習して来たけど一年振りで新鮮な気持ち♪
まずはタタキから。餌を取られないように動かし続けて一瞬ピタっとステイ。ここでアタリ!
…のイメージなんだけど、当たらない。何度か繰り返して回収するとエサが残ってる。あれ?止めたらすぐ取られると思ってましたが違うのかf^_^;
そこで誘いをチェンジ。竿先を振り上げてゆらゆら落とす→底でいっときステイ→底トントン→ステイ。なんて少しゆっくり目の誘いに。
するとビリビリという魚信。アワセる!乗らない。ビリビリ→アワセる→乗らない→シーン。。。
餌が無くなりましたねf^_^;
やはり魚はいるようで、でも前評判通りサイズが小さいのか、針に掛けるのが難しい印象。あまり派手に誘わず、ステイ時間短めで対応すると誘い上げで、ビビビッ!というカワハギの引き!
ワッペンサイズですが釣れますね♪
そこからはステイ時間を変えたり、誘いを変えたりやってるうちにポロポロ拾える展開に。型はワッペンサイズながらやっぱりカワハギ独特の抵抗感ある引きは楽しいですね〜
しばらくすると、アタらなくなりました。なのに、これまで静かだったお隣が連発!魚はいる。だけどアタらない…(-_-;)色々試すも良く分からず、素直にお隣に聞くとタタキでアタリが出ると。
やってみると確かにアタる!朝イチは叩くと嫌がるのか反応悪かったのに今は叩かないとアピール不足なのかな?
あと、竹岡沖は爆釣!みたいな記事におどらされてやって来たものの、確かにポイントに入るとバンバン当たるけどポイント外れると全く反応無くなるという繰り返し。
アタらない時間はキャストして広く探ってみるが、こちらは技術不足でよく分からず。
※隣でウマの一荷。同じようなもんだしって言ったんですが、シビアにノーカウントだそうで(^ω^)
結局なんだかんだ釣れ続き、カワハギはツ抜けもしたので充分かな(^^)v
お昼からはアマダイ狙い。カワハギポイントから遠くなく20分くらいだったかな。
ミナミ釣船はここでも仕掛けを中乗りさんが配ってくれた。我々は用意していたので辞退したがホント優しいよね^_^
天秤もご自由に。オモリも各種置いてあってご自由に〜って感じ。船長も目安⚫︎⚫︎号かな〜って言いながら「やってみながら調整したらいいよ〜」って、自由な感じだ^ ^
アマダイポイントは80〜90m。エサはオキアミ、二本針仕掛け。コマセは使わない方式。
手巻きでは楽ではない水深ですが、全然やれます!
まずはオモリ50号で(PEは1号です)。
潮がユルイのか素直に入っていきます。85mほどラインが出て着底。アマダイだけに砂泥底のようでオモリがズポっとはまる感触。まずは5回ほど底をトントンしてアマダイにアピール。底から1m切ってステイ。ちょっと待ったら頭上までシャクリ上げゆっくり誘い下げ。
仕掛けは全長1.5mの二本針。80cmから枝を30cm出してます。
その仕掛けが潮の流れに乗りながらゆっくり沈下していき、アマダイの目の前に落ちてくるイメージ。
ステイ中に食わなければ誘い上げ。この上げる動きに反応して飛びついてくることもあるようです。
さて、一投目から竿先にプルプルというかツンツンというか、とにかく明確なアタリ!だけど久しぶり過ぎていつ合わせたものかf^_^;
もっと食い込むのかなー?いやアワセに行った方が良いか?なんて考えながら竿を上げると乗ったかな、時折竿先が入ります。そのまま巻いてくると中層でも引く!途中で暴れるのはアマダイ??なんて期待して巻き上げましたがなんとバレ。。
恥ずかしい。。
周りのメンバーには無意味に『反応あるよ!』なんてテンション高めに言って誤魔化しましたが何処でバラしたのかも分からない有様でした(;´д`)
気を取り直して再投入。棚を1m切って誘います。
が…反応なし。
やってしまった。。数少ないチャンスを逃してしまったようだ。
周りも沈黙。。
カワハギから移行すると凄く静かな釣りに感じられる。対して動かす余地ないし、せいぜい棚から竿の上下で動かせる1.5〜2mってトコ。
約一年振りなので感覚忘れてますね(^^;
そこから思い出したこと、アマダイは想像力の釣りだってこと。ボトムを探るのは変わらないけどその1m2mの間にもベタ底からちょい上まで探る範囲があるのだ。
仕掛け全長が1.5mなので底から1.5m切って待つと下バリがベタ底、上バリが底から40cm(天秤から80の位置で枝30cmだから、70-30=40)の位置ってことになるが、実際には潮が流れてる。
ユルユル流れてると1m切って丁度下バリが底かも知れないし、もっと早ければ50cmで底なのかも知れない。海面から100m近く下の潮の強弱は正直分からないので想像するのだ。
仕掛けは流れるか(二枚潮なんてのもあるが)
船長のアナウンスはどうか(この日は流れてないって言ってた)
あと一番参考になるのが釣れてくる外道の種類。
ムシガレイやトラギスはベタ底の仲間達なので棚が低過ぎ
キダイが連発するなら少し棚が高めかな
外道がアカボラなら合格!その棚(底から何mかを覚えて)をキープ♪
さて、釣りのほうだが底から1m切っての誘いでは何もアタらない。生命反応なくてつまらないので底付近で誘うとトラギス。って感じ
厄介なエサ取りがいるわけじゃないので我慢して上で誘えばいいのだけど、あまりに反応ないとつい下げたくなる。で、下げるとトラギスなのだが、この無反応とトラギスの間はどーだろうと言うことで底から1m切って50cm落とす作戦に。
すると、トラギス地獄というほどでもなく無反応というほどでもない曖昧な反応となるゾーンだという発見(^^)
※外道のサクラダイ。水槽で飼いたくなる綺麗な魚ですね。リリース。
ここで、ココンっと良いアタリ!今度はちゃんと合わせて巻き上げる。生命感はあるけど引きはイマイチ。果たして上がってきたのは本命アマダイちゃん。
ちょっとサイズは今ひとつだけど今年初の本命は嬉しいね♪
その後も同じ作戦で誘い続けるとボチボチ当たる。良い引きで上がってくるのはカナガシラ。引かないのは(クラカケ)トラギス。
↑てことは棚が低い?
外道続きだけど反応あって楽しい♪
そろそろ帰りの時間が迫った頃、誘い下げからのステイで明確なアタリ!大事に合わせて巻き上げるとまずまずの引き。上げてくると36cmで今日イチの本命アマダイでした。
その後は隣でアカボラ連発するので期待しましたが最後にビッグなトラギスで終了となりました。
カワハギは肝醤油と握りで、
アカボラは刺身に、
トラギスは天ぷら、
カナガシラはアクアパッツァで、
アマダイは松笠揚げと昆布締めかなぁ〜
なんて帰ってからのレシピを相談しながら帰途に着きました(^^)v
一つの釣り物を遣り込むのも面白いけど、美味しいモノをリレーってのもついつい惹かれてしまいますね(^-^)
~タックル紹介~
≪カワハギ≫
ロッド:ステファーノci4+ MH175
リール:’14バルケッタBB301
ライン:PE1号
オモリ:シマノ ステファーノ ドロップシンカー 底棚(そこだな) 25号
≪アマダイ≫
ロッド:ライブラM195、ライトゲームci4 type82 M200
リール:バルケッタBB301
ライン:1号(PE)
天秤 :ダイワ快適天秤マルチ30㎝
オモリ:40号、50号
ハリス:シーガーグランドマックス 2号
ハリ :ケン付きチヌ 4号
~当日の仕掛け~
≪カワハギ≫
シマノ ステファーノ 幹糸仕掛け アピール ノーマル 幹糸2組入 3号
シマノ Stephanoカワハギ糸付鈎 吸わせ
≪アマダイ≫
ハリス2号、全長1.5m(80cmから枝30cm)
~船宿~
~当日の航跡~